旬のおたより ~ 2018年 ~

冬の押寿司競演

お品書き

 謹賀新年。旧年中はひとかたならぬご厚情を賜り、誠にありが

とうございました。本年もよろしくお願いいたします。    

 さて、当年に限らずお正月の鮮魚介類の出足は、極めて鈍い。

今年は、時化や祝日の影響も相まって、8日頃から本格的に動き

出し、本年第一弾は漸く9日に調理・撮影の運びとなった。たい

へんお待たせしました。いよいよ2018年のスタートです。 

                【調理・撮影:2018/01/09】

睦月のニコ

お品書き

 陸は、数年ぶりの大雪となった。どうやら今回は、里雪型らし

い。高速道路から生活道路まで、いたるところ雪だらけ。交通に

支障をきたし、スーパーでは一部の商品が欠品となっていた。 

 一方、海の中は、これから海水温が底に向かうのであろう。正

に「冬。旬真っ盛り」それでも、「サヨリ」や「ウルメイワシ」

に出会えると、微かに「春」を感じるのは、自分だけか。   

                【調理・撮影:2018/01/16】

△Page top

睦月点描

お品書き

 どの様なネタの組合せが最善なのか。毎回、力の限り、その力

を振り絞って考えている。最近は、少しだけそのコツを掴んだよ

うだ。つまり、あまり悩まなくなってきている。以前はよく「こ

の品揃えが嫌われたらどうしよう」や「こんなもの出すな。と怒

られたら」と神経質になっていたのだが、最近は、「旬の素材を

バランスよくお出しする」が最善と気付いた。原点回帰。   

                【調理・撮影:2018/01/23】

△Page top

春待祭

お品書き

 時化が長く続いて、県産鮮魚介類の量・種は低調ではあるが、

出漁できるギリギリの「凪(なぎ)」の日は、一気に、その量・

種が増え、店頭がとても賑やかになる。嬉しい限りである。  

 一方、陸は、ほぼ毎日「雪すかし」に追われて、うんざり。 

ここで気晴らし・憂さ晴らしの「春待祭」。束の間の凪の恩恵を

ご享受ください。これなら、あの日の前に食べても大丈夫。  

                【調理・撮影:2018/01/30】

△Page top

立春の候

お品書き

 「立春」とは名のみの大雪。これ以上降らずに、一刻も早く、

交通障害が解消されるようにと、祈るばかり。大雪や交通障害の

原因は、その専門家に委ねるとして、これが何かの「罰当たり」

と考えると、思い当たる節がある。「大量の食品ロス」をTVで

見た。「あの日の・あの食べ物」は、もうやめたほうがいい。 

 これなら、あの日の後に食べても大丈夫。         

                【調理・撮影:2018/02/06】

△Page top

春待ニコ

お品書き

 スキー場も降りすぎて、営業休止の日が続いた大雪が一旦収ま

り、やれやれと思ったら、また雪かきしなければならないほど積

もった。しかし、もう雪を捨てる場所はない。除雪は必要最小限

に止め、あとは、自然にかつ、早急に溶けるのを待つしかない。

 そこで「春待ニコ」。これを召し上がって、なんともならない

イライラを解消し、少しだけニコニコしてください。     

                【調理・撮影:2018/02/13】

△Page top

雨水の候

お品書き

 「雨水」とは名ばかり。雨ではなく、また、雪が降ってきた。

これでは、なかなか雪解けが進まない。どこかとどこかの外交問

題のようだ。話変わって、五輪。あの、本邦の金メダル選手と隣

国の銀メダル選手との友情には、こちらも目頭が熱くなった。 

 さて、問題はネタの調達。相変わらず時化が続いて、思うよう

にはならないが、その中でも最善は尽くした。条件は、皆同じ。

                【調理・撮影:2018/02/20】

△Page top

春呼ぶニコ

お品書き

 最高気温が10℃を超えると、とても暖かく感じるのは自分だ

けなのか。もうあの大雪のようなことはないだろうが、また寒の

戻りがあって、降って欲しくはないが、降るんだろうなぁ。  

 この暖かさは「春呼ぶニコ」が、春を一気に呼び寄せたからに

違いない。遠くから共感の「そだねー」の声が聞こえたような気

はするが、空耳か。呼ばれた春がそうさせたからなのだろう。 

                【調理・撮影:2018/02/27】

△Page top

慶雪解

お品書き

 調理・撮影当日は、二十四節気(にじゅうしせっき)に従えば

「啓蟄」ではあるが、当年・当県に限って勝手ながら「慶雪解」

(けいせっかい)と命名する。意味は文字通りの「雪解を慶ぶ」

となる。道路や歩道にあった、山のような雪の塊がすっかり消え

、僅かに痕跡が残るばかりで、嬉しい限り。店頭にも春の素材が

顔を出し始めてきた。いよいよ春が始まったの印象。ウキウキ。

                【調理・撮影:2018/03/06】

△Page top

弥生ニコ

お品書き

 3月に入り、ここに来て、漸く春らしい穏やかな晴れの日が続

き、気温も上昇し始めた。この分では、開花も幾分早まるのでは

ないかと期待できそうだ。振り返れば、ひと月前のあの大雪の日

々が幻のよう気がする。あの時は、このまま大雪が続いて、開花

どころか、このまま春が来ないのかと心配させられたが、季節は

巡るものだと身に染みた。一方、海の方も春の気配が。    

                【調理・撮影:2018/03/13】

△Page top

春分の宴

お品書き

 「暑さ寒さも彼岸まで」と言われていますが、少し暖かい日が

続いて「やったー」と思ったら、また寒い日が続き、体調管理に

神経を使う昨今、皆様もご自愛ください。          

 さて、海の方は、少しずつ「春らしい」素材が店頭に出始めて

きた。海中は陸と比較して、日々(日中も含む)の温度変化は極

めて少なくて良いが、時化があるから、その「読み」は難しい。

                【調理・撮影:2018/03/20】

△Page top

開花目前

お品書き

 3月28日午前9時頃に確認時点の気象庁のHP「2018年

のさくらの開花状況」では、金沢は空欄であり「まだ」のようで

ある。お隣の富山(市)は、平年よりなんと9日早い3月27日

となっていた。全国的にも「昨年差(日)」の欄は、全て(-)

マイナス。あの大雪の日々の記憶は遠く彼方へ。今回の品揃えは

先々週とほぼ同じ。これは歳のせいでなく、美味しいから。  

                【調理・撮影:2018/03/27】

△Page top

満開の宴

お品書き

 「チョット早いのでは。開花も満開も」共感していただけるに

違いない。1ヶ月前のひな祭りの頃は、大雪だった影響もあって

開花はかなり遅れると(勝手に)思っていたが、平年よりずいぶ

んと早まり、ここ数日は春を通り越し、初夏のような陽気。至っ

た理由は頷けるものの、急過ぎて今一つピンと来ないが、それで

も満開。せめて「散るのも早い」は「なし」でお願いします。 

                【調理・撮影:2018/04/03】

△Page top

卯月彩宴

お品書き

 陸は、暖かくなったり、寒くなったり、先日は明らかに氷の粒

が降って、交換したばかりのタイヤをまた戻さなければならない

のかと心配した。櫻も、もうすっかり散ってしまったこの時期の

この寒暖差、体調管理にはとてもキツイ。皆様ご自愛ください。

 一方、海は、「春真っ只中」に向け、一歩一歩確実に歩みを進

めている。だんだんこの時期らしい顔ぶれが出始めてきた。  

                【調理・撮影:2018/04/10】

△Page top

山吹賛歌

お品書き

 花に疎い自分が知る数少ない種類の一つ「山吹」が近所の公園

で満開となり、見頃を迎えた。今年は長い間、雪が覆い被さり、

雪が解けてもひしゃげ、もう枯れ果てて咲かないのではないかと

心配したが、見事に咲き誇り、安心したのと、その生命力の強さ

に感心させられた。「困難に打ちひしがれることなく、花開く」

と勇気づけられ、「人として見習うべき」と教わった。    

                【調理・撮影:2018/04/17】

△Page top

卯月祭

お品書き

 時化が収まると、途端に店頭に並ぶ魚種・量が増えて嬉しい限

りであるが「何を選択するか」が大きな悩みとなる。逆に、時化

で魚種・量が少ないと「これしかない」で悩まないが「それでい

いのか」と問われると、いささか腑に落ちないが仕方ない。  

 当然、急に資源が増えたわけでもないし、「需要」が少なくな

ったから「時化」になるものではない。その逆も然り。    

                【調理・撮影:2018/04/24】

△Page top

祝皐月朔日

お品書き

 前日4/30の漁獲情報を振り返ると、鮨ネタとして相応しい

種類は、底曳網漁で約20種、定置網漁で約15種、刺網漁で約

10種(重複は除く)あった。また、表示にない(少量の)種類

も少なからずある。日々のバラツキを考慮し仮に計30種とし、

その中から10種を選択する組合せは、約3千万通りとなる。 

 もう二度と出会えない「一期一会」に感謝するしかない。  

                【調理・撮影:2018/05/01】

△Page top

皐月ニコ晴

お品書き

 最近、船釣りの夢を頻繁に見る。当方夢でなく、船に強い部類

のようだ。乗り始めの頃は、酔止めを飲んでいたが、一度、飲み

忘れても問題なかったことから、以降は飲んでいない。クーラー

ボックスが跳ねる程の時化の日に、釣果は散々だったが、体調は

普通であった。夢の方では、竿がしなる程の引き味(醍醐味)を

毎回味わっている。この癖になる味を現実にまた味わいたい。 

                【調理・撮影:2018/05/08】

△Page top

初夏のニコ

お品書き

 気温がグッと上がり、春を通り越して、お題の通り「初夏」ら

しい日和となってきた。海の方も漸く水温が上昇し始めたのであ

ろう、漁獲情報の種・量ともとても賑やかになってきた。   

 この時期は、その殆どの漁法が解禁されており、時化でなけれ

ば種・量大いに期待できるから、計画を立て易いし、楽しい。 

それでも、「漁獲」と「需要」は各々独立した事象である。  

                【調理・撮影:2018/05/15】

△Page top

万葉の候

お品書き

 先日「クロマグロの資源量、回復傾向に」との嬉しいニュース

が報道されていた。その上、数日前から県水産総合センター発表

「主要港の漁況」定置網の欄、数ヶ所に「クロマグロ」の数字が

上がってきた。喜ばしい限りであるが、実際どこに流通している

のかは不明。店頭では、県外産の養殖(畜養)クロマグロをよく

見かける。一般の方にも県産を容易に入手できますように。

                【調理・撮影:2018/05/22】

△Page top

麦秋の候

お品書き

 「麦秋」という言葉を知ったのは、「麦イカ」からである。そ

の「麦イカ」という言葉を知ったのは、釣りからである。   

「麦イカ」とは、その多くが「麦秋の頃に漁獲されるやや小さい

サイズのスルメイカ」とされ、当方もそう認識している。いつも

見かける田んぼの中の麦畑。間もなく収穫であろう、黄金色に色

づいてきた。5月ももう終わり間近、いよいよ夏の始まりか。 

                【調理・撮影:2018/05/30】

△Page top

芒種の候

お品書き

 「いしかわ旬の鮨だより®」は3~5月を春、6~8月を夏、

9~11月を秋、12月~翌2月を冬と便宜上定義している。 

 したがって、今回から夏のカテゴリーに分類されるが、陸は、

だいぶ前から「夏」の気配はある。一方、海の方は漸く海水温が

上昇し、今は「晩春」の様子。いよいよ「夏」に向かって歩き始

めた。そう、海の中では「梅雨」はないはず。あるの?    

                【調理・撮影:2018/06/05】

△Page top

梅雨晴らし

お品書き

 梅雨入りが発表された。調理・撮影当日~当文編集の翌日は、

陰鬱な雨とドンヨリした曇り。しかも肌寒さが加わり、気分まで

ドンヨリとしそうなことから、お題を「梅雨晴らし」とした。 

 天気を変える神通力は持ちえないが、これを見た・召上がった

方の気分が、少しでもスッキリしてもらえれば、幸いである。 

 いよいよ「夏」に相応しい魚種が店頭に並び始めてきた。  

                【調理・撮影:2018/06/12】

△Page top

梅雨のニコ

お品書き

 店頭に並ぶ魚種・量が増えると素直に嬉しいが、その選択に相

当悩む。なるべく前回・前々回と同じ素材が被らない様に、今漁

獲されている素材を取上げたいが、最近利用していない素材は最

優先にしたい・・・その「動機づけ」には枚挙に暇がない。その

中にあって「最善の選択」を心掛けた結果の「一期一会」   

 今回選択されなかった素晴らしい素材達は、次回以降に。  

                【調理・撮影:2018/06/19】

△Page top

底曳晦

お品書き

 最近よく利用する鮮魚店(卸)で、店員さんが「今週末は時化

らしいから底曳は今日か明日で終わりや」と誰に語るわけでもな

いだろう呟いた。「ああそうか。終わりか」と返すと、別の店員

さんが「長い夏休みや」と少し憂いがある口調で、お知らせして

くれた。もう二度と底曳網漁が行われないことではないし、二ヶ

月後には、(生きていれば)また出会える。感謝しかない。  

                【調理・撮影:2018/06/26】

△Page top

七夕のみぎり

お品書き

 底曳網漁が禁漁となって、店頭に並ぶ魚種の様子が大きく変化

し、いよいよ「夏」の趣が増し、嬉しい限り。        

 もう直に「七夕」を迎えるから、お題を「七夕のみぎり」とし

たのだが、実際に飾ることはないにしろ、七夕飾りの短冊に何の

願い事を認(したた)めるのか。「新種のネタに出会えますよう

に。より多くの皆様に提供できますように」一つだけですか。 

                【調理・撮影:2018/07/03】

△Page top

梅雨明ニコ

お品書き

 「鮨・寿司」なるものは「ハレ」の食物である。「今日、好事

があった」から召し上がるは、当然あり得る。しかし、現実的に

は、毎日毎日好事があり、「毎日がすし曜日」そうは問屋が卸さ

ない。むしろ「気晴らし・憂さ晴らし」が多いのであろう。  

 全国各所に甚大な人的・物的被害をもたらした今年の梅雨。 

被災された皆様の「気が晴れますように」と願うばかり。   

                【調理・撮影:2018/07/10】

△Page top

海日和

お品書き

 拝啓 猛暑の候 皆様におかれましてはますますご清祥のこと

とお慶び申し上げます。                  

 「何言ってんだ。ご清祥どころの騒ぎではない」と叱られそう

なこの暑さ。これから先も続くとの予報。これを見た、召し上が

った方々に少しでも「清涼感」を感じてもらえれば幸いです。 

 皆様のご健勝とご多幸おをお祈り申し上げます。   敬具 

                【調理・撮影:2018/07/17】

△Page top

大暑払い

お品書き

 近海の底曳網漁が禁漁となって、ほぼ一ヶ月。魚種・量が減っ

たように感じていたが、気のせいであった。他の漁法が盛んにな

ったことと、気候が安定し「凪」が続いて、底曳網漁の「減」を

補って余りある「豊かさ」である。したがって、素材の選定に苦

悩することに変わりはなかった。これを見た・召し上がった皆様

の「暑さが払拭できますように」と祈念しております。    

                【調理・撮影:2018/07/24】

△Page top

文月晦

お品書き

 この時期暑さからかどうなのか、明確な理由は不明であるが、

時化でもないのに関わらず、休漁の漁業者が増え、店頭の魚種・

量とも若干減る。それでも並べられた魚種の中から、たった5種

を選択する組合せは、一生かかっても、とても食べきることは出

来ない莫大な組合せ数となる。故に「一期一会」を噛みしめる。

 明日からは8月(葉月)。もう直に、底曳網漁解禁。    

                【調理・撮影:2018/07/31】

△Page top

立秋の候

お品書き

 「立秋」を迎え、毎日々々繰返された「炎暑」は一服か。しか

し、油断ならぬ。来週も・・・どうぞ皆様ご自愛ください。  

 陸は厳しい「炎暑」が続く中、海水温の詳細なデータは現状把

握していないものの、平年並なのであろう。何かが激減したや湧

いたの特別な情報はない。要は漁業者のやる気次第。その中にあ

って、夏に相応しい素材が満足に揃ったことは、嬉しい限り。 

                【調理・撮影:2018/08/07】

△Page top

残暑のみぎり

お品書き

 立秋を過ぎたから「残暑」。でも、ひどいから「残酷暑」とな

る。いい加減に、そろそろ和らいで欲しいものだ。      

 さて、お盆を迎え店頭の魚介類の品揃えは、まさに「お盆モー

ド」県内産はほぼ消えてしまった。帰省された方、観光の方の多

くが「石川産」を楽しみにしていらっしゃるのであろうが、ほぼ

ない。そうか、漁業者の皆さんが帰省したからなんだろう。  

                【調理・撮影:2018/08/14】

△Page top

夏・赤づくし

お品書き

 お盆から続く所謂「夏枯れ」の影響なのか、店頭に並ぶ県産魚

種・量がかなり低調である。その中にあって、あちらこちら駆け

ずり回って、なんとか「夏・赤づくし」を纏められ、改めて、当

県の「海の豊かさ」を感じた。それにしても、少ない。ヒドイ暑

さが続いて海の生物が絶滅したのか、いや、きっと夏休みで、ど

こか避暑地へ移動したに違いない。そんなわけないだろう。  

                【調理・撮影:2018/08/21】

△Page top

未来への懸橋

お品書き

 9月の底曳網漁解禁を控え、この時期、漁獲量・種が極端に減

る。需要が極端に減るからであろうか。「権利」と「義務」漁業

者が「漁業権」を行使できるのは、鮮魚介類の需要を満たす「義

務」を果たすことが大前提となるはず。失念してしまったのか。

 今回、ネタの全ては、石川産であるが、卵以外は全種冷凍スト

ック利用とせざるを得なかったことを何卒ご容赦ください。  

                【調理・撮影:2018/08/28】

△Page top

長月ニコ

お品書き

 漸く「底曳網漁」が解禁となり、店頭の品揃えも量・種ともに

賑やかになってきた。嬉しい限り。しかし、だからといって「底

曳もの」のみを取り上げるのは、今まで支えてくれた、他の漁法

による「素晴らしい素材」や「生産者」に対して失礼となる。 

 今回、それらを念頭に置いてなおかつ「農産物」を主役とした

新作「えびQ」も取り入れた「ニコニコ盛り」の出来上がり。 

                【調理・撮影:2018/09/04】

△Page top

初秋のニコ

お品書き

 1週間程「時化」が続いて、県内の「漁獲」は、極めて低調で

ある。店頭では、他県産や輸入物がその穴を埋める形で「豊富に

供給」されている状況である。画像の「石川産」は、全て冷凍ス

トックを利用した。何卒ご容赦願いたい。「時化」の期間に「石

川産の需要」が無いのか。何か簡便な方法で「バッファ」を設け

「需要」と「供給」を緩衝することはできないものなのか。  

                【調理・撮影:2018/09/11】

△Page top

爽秋のニコ

お品書き

 漸く「時化」が納まり「さあ」と意気込んだが、生産者も市場

も「休み」。全く「肩すかし」を喰らった体となってしまった。

 盆や正月ではあるまいし、なぜ「予め供給をSTOPしてしま

うのか」なぜ「敬老の日を絡めた3連休には、需要がない」と結

論付けてしまうのか。疑問は尽きない。その穴を「他県産や他国

産」がキッチリ埋めている。大きな「機会損失」ではないか。 

                【調理・撮影:2018/09/18】

△Page top

中秋のみぎり

お品書き

 先週に引き続き(秋分の日を含む)3連休。「時化」の要因で

はない予定(計画)通りの「休漁・休市」。それを知りながら、

店頭に向かう脚はとても重い。それでも「何かないか」と向かっ

てしまうのは悲しい「性」なのか、残念な「業」なのか。   

 馴染みの店頭には「山口産」のアジ。申し訳ないが見送った。

「モノ」や「山口産」が全く悪い訳ではない。やりきれない。 

                【調理・撮影:2018/09/25】

△Page top

秋晴の候

お品書き

 台風一過のスッキリした秋晴れを望み、命名した。台風による

「休漁・休市」は仕方ないが、石川県産は、店頭には皆無ではな

いにしろ、少種・少量の状況。他県産・他国産がその間の需要を

補完している。来週は、3連休。鮮魚介類の需要(購入)が多い

と見込まれる週末に、またもや「休漁・休市」が予定(計画)さ

れている。4週連続の機会損失となるのか。残念でならない。 

                【調理・撮影:2018/10/02】

△Page top

寒露のニコ

お品書き

 4週連続の「機会損失」が現実となり、卵・胡瓜以外のネタが

全て冷凍ストックの利用となったことを、何卒ご了承ください。

 今回、時化ではなかった土曜が「休漁・休市」に予定(計画)

され、日曜は台風の余波により「休漁」および予定(計画)の「

休市」によって、日曜・月曜(祝日)には県産の供給が殆ど無く

他県産・他国産がその穴を埋めていた。残念でならない。   

                【調理・撮影:2018/10/09】

△Page top

神無月賛歌

お品書き

 時化が収まって、週末が連休ではない平常モードに戻ると、と

たんに鮮魚介類の種・量が増え、嬉しい限りである。また、秋が

深まり、陸の逸材も顔を出してきた。ご当地石川は、四季を通し

食材の種・量がとても豊かであることと、そのクオリティが高い

ことに気付かされるが、それらを活かす術や広く利用される方策

を誤り「変な味付」する人々がいるのだろう。残念の極み。  

                【調理・撮影:2018/10/16】

△Page top

霜降の候

お品書き

 気象庁の海水温データを眺めていると、石川県周辺近海では、

概ねこの時期ピークを迎え、11月上旬頃から下がり始める傾向

があるようだ。また、船釣りの経験から、陸の気温が2ヶ月程遅

れて海水温に反映されるように感じられる。したがって、鮮魚介

類の活性は高いと思われるが、生産者(漁業者)・流通のフィル

ターにより「思うが儘に」とはならない中、最善は尽くした。 

                【調理・撮影:2018/10/24】

△Page top

秋冷の候

お品書き

拝啓 秋冷の候、お客様各位におかれましては、お健やかにお過

ごしのことと存じます。日頃はお引き立てを賜りまして、まこと

にありがとうございます。今回は、長年にわたり構想を温め続け

てきた「赤酢」を中心にした品揃えにてリリースいたします。 

 今後とも変わらぬご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し

上げます。まずは書中にてお知らせいたします。     敬具

                【調理・撮影:2018/10/30】

△Page top

立冬の候

お品書き

 暦の上では「立冬」。朝晩は冷え込み、近づきつつあるとは思

うが、まだ「冬」の実感はない。ここまでは「陸」の話。   

「海の立冬」と言えば、皆様方が待ち望んでいた「ズワイガニ漁

の解禁」である。生憎、調理・撮影が前日、調達がその前日であ

り、残念ながら盛り込むことはできなかった。ごめんなさい。だ

が「美味しいものはそれだけなのか!」と強く主張したい。  

                 【調理・撮影:2018/11/6】

△Page top

錦秋のニコ

お品書き

 解禁から1週間が過ぎた。とうとうここまで紅葉が降りてきた

のかと思わんばかりのそれ一色である。売り場が席巻され、他の

鮮魚介類が抑圧され、片隅に追いやられている。お客様の全員が

それを購入するのか、完売するのか不明だが、個人的には「高値

(嶺)の花」の年1~2回程の利用。皆様はどうなのか。先週に

引き続き「美味しいものはそれだけなのか!」と叫びたい。  

                【調理・撮影:2018/11/13】

△Page top

深秋の候

お品書き

 いつもなら「鰤起こし」の雷鳴が響き渡り、アラレやみぞれが

降っても不思議ではない時期だが、今年は何だか変。最高気温も

10℃を下回らない。店頭は相変わらず「カニカニ攻撃」である

ものの厳しい寒さもなく、気分も今一つ乗らないから、もう少し

寒くなってからご登場いただくこととしよう。一方、海中はまだ

まだ温かい。時化でなければ、魚種・量が豊富でありがたい。 

                【調理・撮影:2018/11/20】

△Page top

晩秋のニコ

お品書き

 来週から「師走」。調理・撮影当日の最高気温は18.5℃も

あり、この先も同様の予報。もしかして「冬」が来ないのかも。

 当ページのみならず、弊社の統一した基準として9~11月を

「秋」、12~翌2月を「冬」と定義し、来週からは看板を「冬

」に架け替え、時化でなければ、いよいよ「冬の主役のあの方」

にご登場願う予定としているのだが、これでいいのか。    

                【調理・撮影:2018/11/27】

△Page top

香箱日和 2018

お品書き

 「香箱日和」の初公開は2015年11月に遡る。今年で4シ

ーズン目を迎え、変えるべき点は変え、守るべき点は守り、僅か

ながらも進化させてきたが、「素材の好さ」を活かすには、施術

は必要最小限に留めることが肝要であるとの結論に至った。  

「香箱の肩脚爪の白肉に われ汗まみれ 蟹と闘ふ」     

                   © いしかわ 唐変木

                 【調理・撮影:2018/12/5】

△Page top

師走の休息

お品書き

 先(11)月は「鰤起こし」が無く「このまま冬が来ないのか

も」と心配したが、漸く「冬らしい」気候となってきた。その影

響かお陰様か、大時化となって、店頭の品揃えは寂しい限り。 

 一方、海水温はまだまだ温かく、時化でなければ、漁獲される

量・種類は多い。その上に、いよいよ「脂が乗っている時期」を

迎えたようである。ご多忙中と存じますが、ひと時休息を。  

                【調理・撮影:2018/12/11】

△Page top

鰤起こし 2018

お品書き

 県内、今年は11月に「鰤起こし」が一度もなかったようだ。

そのせいなのか定かではないが、12月に入って「鰤起こし」が

鳴り響いた途端に、ブリの水揚が盛んになってきた。去年はどう

だったのか、その前年は・・・毎年増減はあるにしろ、ただ眠っ

ているだけか、ブリの資源が枯渇することは考えにくい。また、

「鰤起こし」がないと、その旨味が増さないのは事実であろう。

                【調理・撮影:2018/12/19】

△Page top

歳末の一服

お品書き

 冬至を過ぎ冬の気配が濃くなり、お正月に向け巷も自分自身も

歳末感が一層増してきたような気がする。忙しいとは「りっしん

べん」に「亡くなる」と書く。こんな時に「鮨」が相応しいのか

「鮨」なるものはクリスマスやお正月に召し上がるものなのか。

少なくとも「ざわついた人々のエサではない」と断言する。  

 今こそ、心静かにその一つ一つの意味をご堪能されたい。  

                【調理・撮影:2018/12/25】

△Page top

 ご案内       

現在、

2018年

の履歴を表示しています。

▽直近(末尾)へ

 アーカイブ     

2022年

2021年

2020年

2019年

2018年 ←表示中

2017年

2016年

2015年以前

 旧 旬のおたより